身長が伸びなくなる原因の一つに、“骨端線が閉じてしまうこと”が一つの理由として考えられます。
この骨端線とは一体何なのか?
骨端線が閉じてからでも、身長を伸ばす方法と合わせてご説明します!
目次
骨端線っていったい何?
骨端線(こつたんせん)とは、骨の端の部分と骨の中央部を繋いでいる、軟骨成分の事を指します。
骨通しを繋げ合わせる役割も持っていて、成長し大人になると同時に骨端線は閉じていきます。
この骨端線は元々、子供の頃は間が開いていて、この部分が成長することで身長が伸びていくのですが、大人になると骨端線の部分が閉じてしまい、骨の端の部分と骨の中央部は、見た目は完全に一つの骨として同化してしまいます。
男女別骨端線の平均閉鎖年齢
性別で、骨端線の閉鎖する平均年齢に違いがあります。
女性ならば、15歳〜16歳くらいに閉じる事が殆どです。まれに、20歳でも開いている女性もいます。
一方、男性では17歳から18歳くらいには閉じてしまいます。まれに、20代半ばぐらいまで開いている人もいるのです。
そう考えれば骨端線の開いている期間に、身長が伸びる方法を念入りに行うと、より身長を高める効果が期待できるのです。
骨端線の状況は何でわかる?
骨端線が閉じてしまったかどうかは、レントゲンで確認をすることが出来ますので、成長期のお子さんの身長がまだ伸びるか確認したいという親御さんは、いざとなればチェックすることが出来ます。
ですが、骨端線の状態を確かめるだけの目的でレントゲンを実施してくれるかどうかは、患者側の伝え方や、医師の方針などにもよります。
お子さんの場合、以下で述べるように、年齢によって小児科か整形外科かをセレクトして受診してみましょう。
相談すべき医療機関とは?
足などのレントゲンといえば、真っ先に思い出すのが整形外科ですが、小学生ならば小児科を受診した方が良いでしょう。
その場合、低身長や伸びの悪さを相談する事で、レントゲンでの骨端線だけでなく、お子さんのホルモン状態なども総合的に見てくれるケースがあります。
医師による見解でレントゲンの有無を決める事があるので、成長過程に問題ないと診断されれば、レントゲンはされず、しばらくは様子を見るという事にもなるでしょう。
また、中学生くらいになれば、整形外科を受診した方が良いでしょう。
骨端線付近に痛みがあったり、損傷でもしていない限り、スムーズにレントゲンをとってくれるかどうかは、医師にもよります。
行く前に電話などで、骨端線の開閉具合をレントゲンで、調べてもらえるかどうかを尋ねてから行くと良いでしょう。
疾病でなければ、保険適用にならないケースもあるため、そうした旨も尋ねると良いですね。
レントゲンで骨端線を撮影した時に、骨端線の開いている画像は黒く写り、閉じている画像は白く写るでしょう。
身長が伸びる可能性があるか否かは、この骨端線の開き具合で一目瞭然という事になりますし、開いていれば、今が身長を高くするチャンスと捉えて、骨端線を強化する策戦を実施しましょう。
また閉じ気味であったとしても、身長サプリなどを利用して、生活習慣を見直す努力をしてみてはいかがでしょうか。
諦めかけていた身長に変化が出るかもしれません。
末長く骨端線を残す努力を!
骨端線が末長く存在している事で身長が高くなる望みがあるわけですが、いざレントゲンでお子さんの骨端線がしっかり確認されたからといって、安心してはいけません。
栄養不足、睡眠不足、ストレスなどが重なる事で、すぐに骨端線が閉じやすくなってしまうからです。
また身長が伸びるラストスパートの高校生時期に、大人の世界に憧れタバコを吸ってしまう事も要注意ですね。
さらには、外傷性の衝撃などでも、骨端線を痛め成長に影響を与えてしまうでしょう。
次の点に気をつけて生活しましょう。
こうした骨端線を閉鎖するリスクはお子さんを取り巻くあらゆる環境に存在するため、大人も気を配る事が大切です。
だからと言って、大人が必要以上に助言するのは、子供にとって不満やストレスを感じ、成長ホルモン分泌を鈍らせてしまいます。
骨端線の損傷!?子供の成長期に影響を与えるかも?
骨端線はとても脆いものです。
特に小学生の頃は、まだまだ柔軟で、衝撃を与えれば損傷という結果になってしまうのです。
骨端線の損傷とは、何らかの原因で骨端線がダメージを受けてしまう、骨折などと同じような症状です。
骨端線の損傷原因
お子さんが激しく骨端線を損傷してしまえば、成長に問題が出てくる事があるでしょう。
子供の元気な行動が、骨端線を痛めてしまっている事もあるのです。
外傷的に、何かに衝撃的にぶつかったり、高いところにからの無理な着地が損傷を招いている事もあります。
骨端線を痛めやすい運動とは
また、骨端線を痛めやすいスポーツとして、走ることで足を過酷に使うサッカーや、ジャンプを頻繁に行うバレーボールやバスケットボールなどがあげられます。
お子さんが足の痛みを訴えたら、骨端線の炎症や損傷を疑って、治療に望みましょう。
骨端線が閉じてしまうと、身長は伸びなくなる?
身長が伸びるキーポイントとなる骨端線ですが、この骨端線が閉じてしまうと、身長は伸びにくくなります。
これが、成長期が終わって身長が伸びにくくなってしまう原因です。
ですが、骨端線が閉じた後でも身長が伸びたというケースは良くあることですので、医学では解明されていない謎が、まだあるのかもしれませんね。
例え骨端線が閉じてしまっていても、諦める必要は全くありません!
骨端線が閉じても諦めてはダメ!
骨端線が閉じてからでも、身長が伸びたという方は多くいます。
中高年になってから、身長が少しずつ伸びるようになったという方もいるのです。
大切なのは、身長を伸ばしたい気持ちを捨てずに諦めない心。
諦めずに毎日ケアをしていれば、身長は必ず伸ばすことが出来るでしょう。
骨端線が閉じてから身長を伸ばす方法とは?
骨端線が閉じてから身長を伸ばしたという方によると、身長が伸びた理由にはこれらが考えられるそうです。
整体などに通い、体の歪みを取った
元々体が歪んでいるという方は、まずは整体などで体の歪みを取ることをオススメします。
体の歪みを取るだけで、身長がすぐに伸びたというケースも多くあるようです。
毎日健康的な生活を送る
出来ているようで出来ていないのが、健康的な生活を送るという事です。
この3つをきちんと行うことで、成長ホルモンが生成、分泌されていきますので身長が伸びやすくなる体を作れるでしょう。
骨端線を強化する成分とは!?
骨端線の細胞増殖を促進する栄養として、卵黄成分を特殊加工したボーンペップがあげられます。
この栄養成分を効率よく摂取するには、身長サプリを活用する事でしょう。
また、カルシウムやビタミンD、葉酸などの栄養成分も同時摂取すると、相乗効果でより良い効果が得られるでしょう。
身長が伸びるサプリを摂取する
より確実に身長を伸ばしたいという方には、身長が伸びるサプリを毎日摂取することをオススメします。
身長が伸びるサプリは、飲むだけで身長ケアをすることが出来る便利商品ですので…
「身長を出来るだけ早く伸ばしたい!」
「1㎝でも多く身長を伸ばしたい」
このような方には、身長を伸ばすサプリがおすすめですよ♪
また、閉じてしまった骨端線に対しても諦めずに身長サプリで働きかけましょう。
まとめ
骨端線が開いている時期に身長を伸ばす努力をすれば、理想の身長になれるかもしれません。
その間はお子さんの柔軟な骨端線を痛めないようにしたり、不規則な生活による骨端線の早期閉鎖を防ぐフォローをしてあげましょう。