「手の大きさと身長は関係する」という話しがあることをご存知ですか?
男女の手の大きさは間違いなく違いますよね。
男性の手は女性も大きくて、身長も高くなります。
ということは、手の大きさと身長の高さは、本当に比例するものなのでしょうか。
ここでは、本当に手の大きい人は身長が高いのか、手の大きさと身長の関係性について、詳しく見ていきましょう。
目次
手の大きさと身長は遺伝?
生まれつき体が大きい人、家族全員が背が高い家系など、手の大きさや身長は遺伝が関係しているように見えます。
しかし人間の体は、決して遺伝だけで大きさや高さなどが決まるわけではありません。
もちろん体質や体型は、親からの遺伝により似る確率は高くなっています。
ですが逆に、背が低い親でも子供が背の高い家族もいますよね。
日本人の体型をみますと、戦後にどんどん食生活が欧米化し、肉類などを多く食べ始めるようになってから、平均身長が高くなっています。
祖父母の時代やそれ以前の昔の日本では、十分に栄養が摂れない食生活が続いたので、背が低かったという説も。
ということは、遺伝だけでなく、手の大きさや身長は生活習慣も影響を与えているのです。
手の大きさの場合は、身長とはちょっと異なるでしょう。
食生活というよりは、手をどのように使うライフスタイルがあるかによって、厚みや大きさが変わってきます。
手の大きさは年齢とともに変化する?
手の大きさと身長の関係ですが、身長は個人差がありとびぬけて背が高い人が存在しますよね。
逆に手の大きさは多少の違いはありますが、全身のバランスに合ったサイズとなっています。
手は生活環境により、硬い手や柔らかいてなど感触が変わるでしょう。
また、農業や業業、土木などをする人の手は厚みがありがっしりしていますよね。
このように力仕事をする人の方が、デスクワークをする人よりも大きくなる可能性がありますので、遺伝とは関係ないのです。
手の大きさと身長の伸びについて
身長が伸びるといっても、実際に体のどの部分が伸びているかわからない人がほとんどでしょう。
背が伸びるといわれるのは、関節の先端部分の骨端線という部分が発育するため。
この部分が最も成長するのは、幼少期から成長期にかけてなのです。
思春期から25歳ぐらいの間に発育のスピードが止まりますので、大人になるとなかなか背が伸びないと感じますよね。
手の大きさと身長が関係しているといわれるのは、成長期に体が発育する際に手も一緒に大きくなるため。
2つには相関関係がなく、特定の部分だけが急に成長することはありません。
体が大きい人は手も比例して大きい傾向があり、逆に背が高い人は手の大きさは、まちまちである場合がほとんどです。
まとめ
手の大きさと身長の関係は、医学的に根拠がありません。
手が小さい人も、身長を伸ばすことは可能です。
骨や筋肉を発達させていけば、身長を高くするメリットへとつながります。
手足の大きさにはとらわれずに、どのような方法が自分にとって1番効果があるのかが大切。
身長を高くするサプリメントも手軽にできる方法として、ぜひ参考にしてください。